・総合評価では1位~3位に及ばないが、衛星データの活用により、将来的に課題解決への貢献が特に見込まれると審査委員が認めたものに対し、懸賞金を授与します。
・受賞数は最大各テーマ1チームとなります。
ニュース
メッセージ
事業について
我が国の農林水産分野を取り巻く環境は、国際情勢の不安定化や気候変動による異常気象の頻発化、人口減少や高齢化など、大きく変化しています。このような中、昨年改正された食料・農業・農村基本法に基づく初の「食料・農業・農村基本計画」が令和7年4月に策定されました。本計画に位置付けられる、生産性の向上や付加価値の向上、輸出の促進、持続的な食料システムの構築、環境との調和等の施策を推進し、農林水産分野の課題の解決を図るためには、衛星や各種センサ等で得られたデータの活用を始めとする、農林水産業のあらゆる場面でのDXの推進・普及が不可欠です。衛星データ活用の機運が高まる中、経済産業省およびNEDOは、衛星を活用した、さまざまな社会課題の解決に資するソリューション開発に取り組んでいます。本事業では、農林水産業全体にわたる課題解決を、衛星データなどを活用することで、より効果的に実現するシステムを公募するものであり、より多くの革新的・独創的な提案を募ることを目的に、懸賞金型コンテストを実施します。
衛星データ活用アワードは「NEDO懸賞金活用型プログラム"NEDO Challenge, Satellite Data –農林水産業を衛星データでアップデート!-」」と連携した衛星データ活用型プログラムです。
本プログラムは協賛企業の協力により実行委員会を組成し、「NEDO懸賞金活用型プログラム」と独立したコンテストを実施します。事業化を目指すベンチャー企業、個人、学生、異業種等から、幅広く応募を募り、農林水産分野の課題解決につながるビジネスアイデアを募集します。
優れた提案には、協賛企業により表彰および賞金を授与します。宇宙業界関係者に留まらず、広くビジネスアイデアを募集しますので、ベンチャー企業、個人、学生、異業種等の積極的な参加を期待します。
テーマ
本事業において募集するテーマは、以下のとおりです。
生産現場の課題解決に資する技術開発
● 衛星データ等を活用した農業・林業・水産業の生産現場の課題解決に資する技術開発を募ります
応募例
・スマート農林水産業の実現に向けた技術開発(農機・林業機材・漁船の自動化、スマート灌漑管理システム等)
・持続的な農山漁村の維持・向上に向けた基盤整備に資する技術開発(水路・林道等の生産現場のインフラ整備などの土木分野や防災分野での衛星活用技術等)
・食料安全保障の実現に向けた生産性向上に資する技術開発(土壌・生育予測、漁場予測、病害検知、鳥獣害対策等)
・生産活動や供給能力の安定化に資する技術開発(異常気象や気候変動対策等)
・その他生産現場の課題解決に直結するソリューションの開発(栽培適地判定や技術継承、担い手不足等)
資源の管理・監視および物流の高度化に資する技術開発
● 衛星データ等を活用した農業・林業・水産業の資源管理・監視の高度化に資する技術開発を募ります
● 衛星データ等を活用した農業・林業・水産業における国内外のサプライチェーンや輸出入等を含む物流の高度化に資する技術開発を募ります
応募例
■管理・監視
・自治体等が実施する現地確認業務や統計情報の作成の効率化に資する技術開発
・農林水産資源の把握・管理・監視業務の効率化に資する技術開発
・違法伐採、違法漁船、違法転用の監視業務の効率化に資する技術開発
・農林水産分野における各種交付金支払い業務の効果測定業務に資する技術開発
・海外の穀物主要生産地帯や木材の主要生産地帯の広域モニタリング技術の開発
・その他、農業・林業・水産業の資源管理・監視の高度化に資するソリューションの開発
■物流
・食料価格の安定化に資する価格予測システム
・木材のトレーサビリティの追跡技術の構築による産地証明の発行システムの開発
・IUU漁業に対処するための漁獲物の産地証明の発行システムの開発
・輸入計画の最適化に向けた国内の需要予測システムの開発
・漁獲物の販売価格の最大化に向けた最適な卸売市場の提案システムの開発
・その他、農林水産業における国内外のサプライチェーンや輸出入等を含む物流の高度化に資するソリューションの開発
近日公開予定
テーマ1:生産現場の課題解決に資する技術開発
テーマ2:資源の管理・監視および物流の高度化に資する技術開発
開発環境と提供データ
本事業では、1次審査を通過した応募者に対して以下の開発環境を提供する予定ですが、本開発環境の利用は必須ではありません。また、クラウドGPUの提供については、ご要望に応じて事務局が検討します。
Tellus Satellite Data Master with QGIS (8GB)
※Tellus Satellite Data Master with QGIS (8GB)の環境は以下の通りです。
・CPU 仮想 6Core メモリ 8GB SSD500GB
※WAGRIのサービス利用をご希望の場合、事務局にてその費用を負担します。
テーマに関連した入手可能なデータ
ご参考として、テーマに関連するデータを例示します。一部地上データは、提供元へ利用可否の問合わせが必要です。また、下記例にないデータを持ち込むことも可能です(持ち込むデータの性質や内容を事務局が事前に確認することがあります)。有償データは、ご要望に応じて事務局が購入することも検討します。
地上データ例
衛星データの例
Tellus上にあるデータ(自身の環境でもダウンロード可能な衛星データ)
その他、衛星データ等の入手先(Tellusの開発/解析環境でのみダウンロード可能な衛星データ)
その他関連サービス
応募概要とスケジュール
2025年5月16日
〜7月31日
2025年8月上旬
〜9月下旬
2025年10月下旬
〜2026年5月中旬
2026年7月中旬
●1次審査通過者向けキックオフミーティング(外部企業等を招いたネットワーキングイベントも開催予定)
開催日時 :2025年10月24日(金) 16:00~20:00(予定)
開催場所 :X-NIHONBASHI TOWER
プログラム:決定次第こちらにて発表いたします
2025年8月〜
2025年10月
2025年11月
〜2026年4月
2026年5月〜6月
応募方法
応募期間
2025年5月16日(金)~7月31日(木)正午
応募方法
以下の応募書類をダウンロードし、必要事項を記載のうえ、必ず応募期間内に申込受付フォームからアップロードしてください。指定された様式以外でのご応募は認められません。
応募書類
こちらからダウンロードし、申込み受付フォームへアップロードください。
申込受付フォーム
こちらから必要情報を入力のうえ応募書類をアップロードしてください。
応募要項
お申込みにあたりましては、こちらの応募要項をご確認ください。(PDF)
応募資格
応募説明会の開催
応募説明会は終了しました。
● 説明会資料:こちらからダウンロードしご確認ください。(PDF)
● 説明会動画:下記画像をクリックしてご視聴ください。
※説明会資料及び説明会動画は、2025年7月31日正午までの公開となります。
近日公開予定
審査
1次審査を通過した応募者に対しては、開発環境の提供および専門家(メンター)によるメンタリングを受ける機会を提供します。2次審査では、一般公開の場でのプレゼンテーション(ピッチ)方式による審査を行い、受賞者を選定します。
審査基準については応募要項をご参照ください。
1次審査、2次審査の審査結果については、NEDOホームページ及び当サイトにて公表し、また全ての応募者へ電子メールにて通知します。
なお、審査結果に関するお問い合わせには一切応じかねますので、あらかじめご了承下さい。
1次審査の結果公表
2025年 10月上旬(予定)
2次審査の結果公表
2026年 7月中旬(予定)
懸賞金
・総合評価では1位~3位に及ばないが、衛星データの活用により、将来的に課題解決への貢献が特に見込まれると審査委員が認めたものに対し、懸賞金を授与します。
・受賞数は最大各テーマ1チームとなります。
● いずれの賞についても、審査の結果該当なしとなる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※詳しくは応募要項をご確認ください。
マッチングプログラム
マッチングプログラム
2025年6月30日に応募受付終了しました。詳細は+からご覧いただけます。
+よくあるご質問
・資本関係のある子会社の場合:応募者に含めることができる。
・資本関係のない別会社の場合:応募者に含めることはできないが、委託あるいは外注により、提案の一部設計/製作を担うことができる。
・応募フォーム経由で再登録、再提出。(応募者メンバー変更も含むような大きな変更の場合)
・問い合わせメール経由で、提案書のみを再提出。(提案書のみの軽微な変更の場合)
プレスリリース
協賛企業